音楽ブログのニーズ(需要)とは?低音楽器:チューバを例にして解説

目次
こんにちは、吉松です。
今回は、音楽ブログの【ニーズ(需要)】について
お話をしていきます。
これは、私が高校・大学時代の経験を
基にした記事です。
私はチューバという楽器を
演奏していたことがあります。
今回、お伝えすることは、
音楽でいえば、上達を加速させる
ビジネスでいえば、収益化して、
自分自身をさらに成長させる
ために重要な内容なので、
ぜひ読み進めてみてくださいね。
私は、吹奏楽を始めてから「こんなお悩み」がありました。
● どんな練習をしたらいいのか分からない
● 練習をしているのになかなか効果が出ない
● できないところを注意されても直すのが難しい
● 要領が悪いと感じて、自信を持てない
● 自分は周りに迷惑をかけている気がする
● 周りは経験者ばかりで、申し訳ない気持ちになる
● 自分の音色・音量・音の響きに納得がいかない
● 息の吸い方、ブレスの仕方がわからない
● 人前で音を出すのが怖い
● 自分にはセンスがない
● 吹奏楽部(団体)から逃げ出したくなるときがある
このような状態から抜け出せず、
1人で悩んでいました。
これらは、吹奏楽をしていたら大半の方が
抱える悩みだと思います。
では、なぜ、なかなか上達できなかったのか?
実は、上達できずに悩んでいる人の多くは、
【ある原因】によって上達が
遅くなっていることに気づきました。
あなたの考える楽器が上達しない原因は何ですか?
ぜひ考えてみてください。
■ 楽器経験が短いから?
多くの人が中学校、もしくは高校から始めるので、
実力の差の原因は他にありそうです。
■ やる気の問題?
人によるかもしれませんが、
練習をしている時点でどの人にもある程度の
やる気はあるように感じます。
■ 楽器のせい?
多少、音色の差はありますが、
上手い人は同じ楽器を使っても上手です。
自分よりも良い楽器を使っているとは限りません。
■ 練習時間が足りないから?
平日は授業が終わってから練習。
土日は朝から夕方まで練習。
学校によって練習時間はさまざまですが、
十分取れていると思います。
■ 才能がないから?
プロの方も上手な熟練者の方も
練習を重ねて今があります。
才能だけで上手くなれるのなら、
そんな努力は必要ないはずです。
それでは、上手くなれない本当の原因は何なのか?
それは、周りにチューバの上達に必要な
練習法と演奏の際に必要な考え方を
教えてくれる人がいないからです。
強豪校やたまたま上手なチューバ奏者の
知り合い、先生がいれば、話は変わります。
上手な人が周りにいて、
頼ることができれば、
上手な人の練習や考え方が基準となり、
受け継がれ、バンド全体の音が
底上げされるからです。
しかし、多くの人は学べる環境がなくて
悩んでいます。
どんな人からチューバを教わっているのか?
先生はチューバを本職として
学んできた人なのか?
学生の頃の経験からすると
大半の方が独学に近い形で練習をしています。
チューバについて詳しい方や
上手な方に教わる環境があるのなら、
ぜひ意見を聞きながら、
練習をしてほしいなと思います。
チューバ奏者は学校・団体によっては、
人数が少ないところもあり、
チューバ未経験の人から
「みんな、こんな風に吹いているから
こんな感じで演奏してほしい」
「周りの人を見て、もっとイメージして吹いて!」
と抽象的なアドバイスを受けることもあります。
もちろん、抽象的なことも
時には良い作用があります。
しかし、経験していない人からの言葉は、
【勘に近い指導】になっている場合もある
と思うんですね。
「自分の楽器がこうだから、
きっとこの楽器もこうだろう」
という感じです。
ありがたい意見の時もありますが、
楽器によって、管の長さも
楽器の口元の大きさ(マウスピース)も違います。
当然、吹き方も、音の響かせ方も
音色も音量も異なるんですね。
だからこそ、
「音量を上げるためには、
○○が必要だから◇◇をしてみよう」
「息が細くなっているから、
力を少し抜いてリラックスしよう」
「テンポが遅れてきているから、
☆☆を意識して吹こう」
という【具体的なアドバイス】も
上達ではかかせない大切な要素です。
音は何をイメージするかでも変わるので、
抽象的な考えも必要ですが、
具体的なことも教えてもらわないと
何をすればいいのかわからなく
なってしまいます。
今、チューバを学べる環境はあるのか?
市販で教則本が売られています。
しかし、「こういうときにはこのように吹く」
とまとめられているものは、
ほとんど見たことがありません。
(練習曲や音階、持ち方などの姿勢が
載っているのは見たことがあります)
都会であれば、ブラスクリニックなどがありますが、
田舎での開催は少ないです。
動画配信サイトが流行ってきて、
発信できる場が増えてきましたが
発信者は少ない印象です。
もちろん、音楽家さんにも
年功序列などがあり、
上達する方法・練習法の発信には、
いろんな思想が関わっているのかもしれません。
楽器の練習法を発信して、収益を得ることに
抵抗を持っているプロ奏者の方も
いると聞いたことがあります。
その結果、音楽、特にチューバに関しては、
自分で指導者を探すことが
まだまだ難しい状態だと思うんですね。
私の場合だと高校時代は特に
「マウスピースに口を強く押し付ける癖がついて
音が上手く出せない」
「首元や肩に力が入って、細い息でしか演奏できない」
「周りにどう見られるのかという
恐怖と緊張感で、音を出すのが怖い」
と悩んでいたことを覚えています。
プロ奏者さんは、
誰から教わって上手くなったのか?
おそらく、すべてのチューバ奏者が
プロの先生(師匠)、または、チューバに関して
しっかり学んできたから教わっています。
つまり、誰から学び、【上達できる練習方法】と
【演奏の際に必要な考え方】を知るのかが
上手くなるための最大のポイントです。
そして、【いつから学ぶのか】も重要です。
間違った努力ではなく、正しい努力を重ねていく
教えてくださる人がいなくて、
独学で続けていると
自分には合わない方法で
練習を続けることになります。
合わないやり方が癖づいてしまったら、
しっかりとした先生に出会えたとしても
その癖を直すために
1年も2年もかかってしまいます。
自分よりも楽器歴の短い人が
自分よりも上手に演奏している
ということが起きる場合もあります。
冗談でも大げさでもなく、
音楽は楽しい反面、実力主義な面も
たくさんあるんですね。
【つらい思いをしないためにも
教えてくれる方と出会い、
その人から早く学んだ方が良い】
と私は考えています。
確かに、今の顧問の先生も
「音楽を組み立てる」という
素敵な力があると思います。
低音楽器は、指揮者と同じように
音楽全体を広い視野を持った方が良いので、
先生のお話もよく聞いて吸収してほしいです。
音楽全体や所属している団体の
音のまとめ方は今の先生を頼り、
チューバのことは、
チューバをやっている人に聞く。
チューバに関して、しっかり
自分に合った練習法と考え方を
教えてくれる人と出会えれば、
どれだけ悩んでいる人も上達することが
できるでしょう。
このように過去の私や上達できずに
悩んでいる人の多くは、
練習方法がわからないこと
演奏の際に必要な考え方がわからないこと
自分の楽器の指導者がいないこと
という問題を抱えています。
私は「ここにニーズがある」と考えているんですね。
音楽も知識や経験があれば、
ビジネスとして成り立ちます。
特に指導者として、情報発信をしている人は、
まだまだ少ないです。
練習方法、演奏時に何を考えているのか?
音量を上げる方法は?
音色、音の響きを良くする方法は?
楽器のメンテナンスはどうするのか?
どの楽器を買うと良いのか?
他にも、吹奏楽部で人間関係で悩んだとき、
どんな考え方をすれればいいのか?
注意・指導を受けて落ち込んだときの対処法は?
など、それらは楽器を上達させたい人なら
どの人も喉から手が出るほど、【欲しい情報】です。
上達できて、笑顔になれるなら
素敵なお仕事になると考えています。
そして、アマチュア奏者の場合も
発信することに意味があります。
それは、悩んでいる人と
同じ目線で発信しやすいからです。
相手の気持ちに共感し、
悩みを解決するのがビジネスの鉄則。
実際に私も音楽の発信をしていた
時期があります。
私は、プロ奏者ではないので、
精神面をメインとした発信でした。
音楽には、精神面が大きく
影響すると考えています。
物事や人間関係で悩んでいるのなら、
それが音にも現れる。
体調にも関係してきて、
演奏がしづらくなる。
だからこそ、私が経験してきた不安や
しんどさを記事にして、
解決方法を発信したんですね。
その結果、悩まれていた方に
何度も感謝されました。
現在は、気持ちの変化と
楽器のことは、プロの方に
お任せしたいという気持ちになったため、
音楽に関しては「今までこういう経験をしてきた」
というお話がメインとなっています。
まとめ
今回は、音楽ブログのニーズについて
お話をしてきました。
簡単にまとめると
楽器で悩んでいる人は多いのに
指導者として発信している人や
楽器に関することを書いている人が
まだまだ少ないということです。
プロの場合もアマチュアの場合も
十分にニーズがあるので、
ぜひあなたの「今までに培ってきたこと」を
伝えていってほしいなと思います。
しっかり価値を提供して、
対価を頂くことは悪いことではありません。
価値=成長や喜び
対価=お金や感謝の言葉
あなたの悩んできた経験、持っている情報は、
同じ悩みを抱えている方にとって
本当に必要な内容です。
ぜひこれから自分自身のために
そして、悩まれている方のために
あなたの知識・経験を
活かしていただけますと幸いです。
それでは、最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。