こんにちは、吉松です。
今日は、【夢・目標をいったん諦めて
別の道に進むという選択肢】
について考えていきます。
夢や目標を諦めた経験はありますか?
私は夢を諦めたことがあります。
大学を卒業してすぐに
フリーランスとして起業し、
自分でブログを運営して
活動しようとしていたのですが、
うまくいかずに畑違いの仕事に
移ったことがあります。
今回はその中で感じたことについて
お話をしていきます。
あなたがもし、別の道に進んだとしたら
どんな感じになるのかを考える
きっかけになると幸いです。
当時、起業を試みたが、うまくいかなかった原因
振り返ると、原因は主に2つあります。
原因1. 戦略がなく、漠然とした考えしか持っていなかったから
ブログを書き、ビジネスをやっていきたいと
考えていましたが、
・ブログはどれくらいの期間、運営すれば、
集客できる状態になるのか?
・どういう情報発信をして
どんな商品を販売するのか?
どこから収益を得るのか?
・どれくらい稼げれば、
自分が納得のいく生活を送れるのか?
・自分のやりたいこと、
人に伝えたいことは何なのか?
・自分が本気で熱中できるものは何か?
・メンター(師匠)がいない。
など、明確になっていないものや
足りないものがたくさんありました。
もちろん、自分の商品を考え、
販売をしようと試みていました。
(例:コンサルティングなど)
しかし、信念や思いが定まっていないなら
人に自分の思いは伝わらない。
どういう戦略で商品を販売し、
人に価値を提供するのかが決まらなければ、
収益を上げることはできない。
教わる人がいなければ、才能がない限り、
無駄な時間や労力を費やしてしまう。
このように迷走しながら、悩み続ける状態でした。
原因2. プロとしてやっていく勇気が持てなかった
ネガティブ思考で生きてきたので、
不安なことにばかり目を向けて
自信を失っていました。
フリーランスとして起業する
ということは、志した分野に対して
「プロになる」必要があります。
生活をするためには、
低単価で手に取っていただきやすい
商品や高単価の商品を作成することが必須。
しかし、勇気が持てませんでした。
自分の商品、持っている情報に価値はあるのか?
自分の人生経験は、
大したことがないんじゃないか?
商品を売ると批判が来て、
つらい思いをするだけなんじゃないか?
当時はそんなことを考え、失敗が怖くて、
自信を持つことができなかったのです。
その結果、一度、
フリーランスとして活動するという
夢を諦めて、知り合いの勧めで転職しました。
畑違いの職場に勤めて感じたこと
今まで学んできたブログやWeb関係とは
まったく違う分野だったので、
とまどいを感じながら
生活していたことを覚えています。
自分なりに一生懸命、
頑張ろうとしていたのですが、
その中で私は2つのことで悩むことになります。
1.「夢・目標を諦めた」という気持ちが足を引っ張ってうまくいかない
「しかたないから諦めた」
「転職したが、したいから
この仕事をしているんじゃない」
「この場所にずっと居たいわけじゃない」など、
心の底には、そんなネガティブな気持ちが
あったのです。
自分の思いに反した選択をすると
「こんなにもしんどいのか」と思いました。
そして、学ぶ意欲も湧きません。
(もちろん、努力が必要なお仕事は頑張っていました)
でも、
・せっかくのご縁で勤めることができている
・転職先でも成長できることがある
はずなのに気持ちが入り切らず、
必死に行動するということができませんでした。
2. 環境に染まることができなかった
最初に起業を試みたとき、
足りないものは多かったけれど、
【自分の基準値を高めよう】と考えていました。
行動の量、費やすの時間、
精神面、仕事効率など、
自分のスキルや知識、人間性を高めるために
人のメールマガジンを読み、
ブログを見て、動画も見る。
いろんなことを学んでいました。
その理由は、憧れの生き方をしている人が
起業家の方でブログやメールマガジンで
情報発信をしていたからです。
「自分もいつかは人にとって、
価値のある情報を発信して生きていきたい」
と考えていました。
「誠実にビジネスがしたい」
「相手のことを考えつつ、商売がしたい」
「自分を高めつつ、価値のあるものを売りたい」
という思いがあったので、
今もあらゆる面で
【価値のあるものを提供すること】を意識しています。
一方、属していた職場では、
「ただ給料をもらえればいい」
「そのままずっと成長もなくていいから
楽に過ごせればいい」
「強引に頼み込んででもいいから
商品がとりあえず売れればいい」
と考えている人がいました。
もちろん、しっかり
商品の価値を伝えて売る人、
成長意欲のある方も
中にはいらっしゃったのですが、
「成長する気がない人が多い環境に
居続けるのは嫌だ」
という気持ちが出てきて、
自分がいる場所に違和感を抱きました。
夢をいったん諦めて別の道に進んでみてわかったこと
一度、時間を費やし、
必死に考えてやってきたことから
妥協策として別の道を選択をした時、
人は後悔します。
自分の価値をより
下げていくことにつながり、
立ち直ることができなくなる場合もあります。
何かを極めた人、頂点を見た人、
必死に頑張ってきた人など、
立ち位置が違うので、
道の見え方は人それぞれ異なりますが、
私は、努力をしない自分には
「なりたくない」と考えていました。
起業を経験した人が
仮に会社員に戻ったとしても、
ほかの会社員の人と同じように
人生を楽しむというのは
難しい場合が多いです。
その理由は、自分を知っていく喜び、
学んで努力をする大切さ、
自分の中から湧き上がる思いで
好きなことを選択して成長する喜びを
知っているからです。
「ブログ・Web関係で
フリーランスになろうとした」
「畑違いの分野で会社に勤め、
職場の空気感を知って仕事をした」
私もこの2つを経験し、
ライフスタイルや生き方の比較を
できたから【自分の思い】に気づきました。
自分はやっぱりフリーランスで
ブログやWeb関係のものを絡め、
「自分が考えたこと・思ったこと・
経験したこと」を形にして、
【人に価値を提供すること】をしたいんだ。
わかったなら進み続けるしかない、
言い訳はダメ、逃げるわけにいかない。
だから、進み続ける方法を
探すことにしました。
そして、自分を磨き、
成長することを決めたのです。
・なぜビジネスをするのか?
・なぜ「フリーランスになる」という
夢・目標を掲げたのか?
・思いを形にするためにはどうしたら良いのか?
・現在の原因、これからの課題、
解決策は何が考えられるか?
を考え、前に進み続けるための
【覚悟】を持つ。
その覚悟を大事にして現在も活動をしています。
まとめ
今回は、私の経験を通して
【夢・目標を諦めていったん
別の道に進むこと】について
お話をしてきました。
自分でしっかり決めた道なら
「素敵な起業家として生きる、
バリバリ働く会社員として
活躍する人になる」
「理想のライフスタイルを手に入れる」
ための【覚悟】を持つことができます。
分岐点やチャンスが来た場合は、
ぜひ自分の思いを大切にして、
妥協ではない【本気の人生の選択】を
するようにしてみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。