落ちこぼれから成長する方法とは?音楽もビジネスも出会いで人生が変わる

こんにちは、吉松です。
今回は、落ちこぼれの状態から
成長できたときのお話をしていきます。
「落ちこぼれ」というと表現は
あまり好きではありませんが、
わかりやすいので、この表現にしました。
実際に私は、いろんなことで悩んできました。
仕事、人間関係、趣味、プライベート。
今になって考えれば、
それらはすべて今の発信に
結びつけることができているので、
「必要なこと」だったのだ思えます。
その中で思い出に残っている
吹奏楽をしていた頃に【学んだこと】を
お伝えしていきます。
この時の学びは現在の
お仕事でも生きています。
現状、何かに苦しんでいる場合や
お悩みを解決するときに【重要な内容】です。
ぜひあなたのこれからの活動に
活かしてみてくださいね。
私は落ちこぼれのチューバ奏者でした。
私は、高校から吹奏楽を始めました。
周りは小学校、中学校から
楽器をしている人たちばかり。
自分は何の取り柄もない。
そんな気がして自信が持てない。
私は間違いなく、周りから下手だと
思われていたんですね。
もちろん、思い込みも
あるかもしれませんが、
当時は、自分の実力に嫌気が差して、
「消えたい、死にたい」と思うほど、
落ち込んでいきました。
経験者だった友人も、
つらくて辞めていく過酷な世界。
最初の頃、同学年で男子は5人いたはずなのに
いつの間にか自分1人に。
私にとっては気軽に話せる人が
減っていく感じがして、
とてもしんどかったです。
初心者だったので、ひたすら自分なりに
練習をしていました。
しかし、音符が並んでいても
どんなリズムなのか分からない。
どんな音を吹けば、正解なのかもわからない。
そんな中で、どんどん
追い詰められていったのです。
「初心者だから仕方ないよ。
今回、ここは吹き真似にしよう」
と内心、【ミスされても困るし】という雰囲気で、
一言、言われることもありました。
吹けない【悔しさ】と【無力感】、
周りに迷惑をかけているという【つらさ】が
私を押しつぶそうとしてきたのです。
「なんで自分にばかり注意するん?」
「なんで自分はこんなに下手で、
周りに迷惑をかけ続けているんだろう」
誰にも言えずに泣きながら帰ったあの日。
「辞めたい。でも、辞めたら負けだ。
もし辞めたら逃げる癖がついて、
すべてのことから逃げるようになってしまう」
「このまま行けば引退まで、
いや卒業まで下手だと思われ続けることになる」
「辞めたら、それはそれで
逃げたやつだという目で、すれ違う度に見られるはず」
「あいつは辞めたやつだと言われ、
辞めていった人と同じになってしまう」
辞めるなんて、かっこ悪い。
でも、あんなに憧れて始めたのに
吹奏楽ってこんなにつらいものなのかよ。
そう心の中で思い続けながら、
自分の意志と葛藤して
毎日を過ごしていました。
それからも悪魔のように練習日は、
私の前にやってきます。
笑顔で練習をしている周りが
うらやましくて、余計に自分がみじめになる。
本当はもっとチューバも吹奏楽も楽しみたい。
そう思っていたけれど、
現実は残酷でした。
どんなに休憩時間を使って遅くまで
一人で残って練習をしても
なかなか思うようにいかない。
周りのできる同級生を見ながら、
自分は何もできないんだと
ボーっと音楽室の外を眺める。
他の楽器の先輩から
注意や指導を受ける度に
「できないくせに、下手なくせに何をしているんだ」
と言われている気がして、
自分自身が情けなくなって、
練習室で1人、バレないように泣く。
練習時間が終わると同級生の顔も先生の顔も
先輩の顔も見たくなくなって、
逃げ出すように音楽室を去っていく。
練習もまともにできず、簡単な楽譜も読めず、
リズムもわからず、合奏のときは、
注意の意味すら分からないこともありました。
自分の存在を消してしまいたいほど、
悩んでいて、実力が上がらない自分が
ずっといたのです。
気を紛らわすために寄り道をして帰り、
家族に心配されないように
「今日も楽しかったよ」と嘘をつく。
そんな生活を送っていました。
こんなにもダメで悩んでいたけれど、
ある時に当時の顧問の先生の知り合いだった
プロのチューバ奏者の方から
学ぶ機会がありました。
プロのチューバ奏者さんと一緒に吹いた思い出
時間は長くありませんでしたが、
音楽室で横に座り、一緒に吹いた
思い出は今も残っています。
「楽器が振動して、音楽室が
共鳴している感じもして、
音がしっかり鳴っている」
「息の使い方、所作、風格もすごい」
「音色は力強く、時には穏やかさがあるもの」
そんなゾクゾク、ワクワクするような
素敵な演奏でした。
その後、そのプロ奏者さんの前で
音を鳴らす機会もありました。
その方は、私の悩みを的中させ、
【解決策】をお話ししてくださいました。
「どういう練習が必要か」
「どういう意識・考えが必要か」
この時に感じたのは、【指導者の重要性】です。
間違って覚えてしまった癖を取り除き、
素直に上手な人のやり方を真似る
上達するための基礎力を上げていく
曲練習で演奏時に必要な考え方を身につけることが
大切だということに気づきました。
まとめ
今回は、吹奏楽をしていて学んだこと
についてお話をしてきました。
練習法・演奏時の考え方を教わり、
上手な演奏を聴き、しびれるほど肌で感じたから
落ちこぼれの状態から成長することが
できたのだと思います。
もちろん、上手な人からすると
足りないことはたくさんありましたが、
それでも成長を確かに感じた出来事でした。
学んだのは、上達するためには、
自分に合った【指導者】が必要だということです。
音楽にしても、ビジネスにしても
独学で自分の考えを優先するよりも、
成功している人、1歩、2歩と
自分の前に進んでいる人から学ぶ方が
成長が早いことを知りました。
ぜひあなたも師匠や
この人のようになりたいと思える
指導者を探してみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。