こんにちは、吉松です。
突然ですが、「消えたい」と
考えたことはありますか?
無力感に襲われて自分の夢や目標を
諦めそうになった時、
周りの人が自分の行いに対して、
指摘ばかりしてきた時、
否定的な言葉が行き交い、
心が沈んでいってしまう。
学校や仕事、家庭環境について悩み、
自分自身や自分のいる環境を責めて、
「どうにか迷惑をかけずに
消えることはできないかな」と考える。
つらい時は「近くの人を頼ってください」
と言うけれど、
悩んで、どん底だと思っている時は、
誰にも言いたくないし、
心配をさせたくないし、
他人に自分の悩みを打ち明けた後に
否定されたくないし、
自分の中にプライドがあるので、
弱さを誰にも見せたくない時もある。
病院に行って、うつ病や
他の精神的な病気だと診断されたら
仕事もしづらいし、
大切な家族を支えることも難しくなる。
そんなことを何度も考えた時期がありました。
「消えたい」と思っている時は、
その分、「問題を解決して生きたい」
という気持ちも強い。
本当は何でも頼れる人、信用できる人、
弱さを見せられる人が
いれば良いけれど、難しい。
そんな時、私を助けてくれた対処法を
今回はお伝えしていきます。
自分の弱さを見せることが苦手な人、
辛い選択を考えている方は、
ぜひ読んでみてください。
対処法1:自分が消えた時、「どうなるのか」を考える
「消えること」がよぎった時は、
自分のことだけ考えずに周りのことも考えてみる。
今、辛いですよね。
でも、もし、自分がいなくなってしまったら、
周りの人はどんな風になりそうですか?
想像をしてみてください。
きっと残された優しい人たちは、
一生自責の念を抱えたまま
生きることになります。
毎日後悔して涙を流し、下を向きながら、
「いつか帰ってくるんじゃないか」と考え、
笑顔で一緒に過ごしていた日々を
思い出しては、また自分自身を責め続けます。
「何かしてあげられなかったのか」
「なぜ気づいてあげられなかったのか」
そう何度も自分に問いかけ、
心を痛め、悩み続けるのです。
自分の役目を果たさず、自分自身で
消えることや死を選んだとして
あの世の世界で幸せになれるとは思えません。
病気や避けられなかった事故とは違って、
なんとか回避できそうなことで
周りを悲しませて消えるなんて、
「いい訳がない」と私は考えています。
想像してみてください。
自分が無償の愛を注いだ、
大切な人やものを失った時、どう感じますか?
今、ズーンと感じた痛みを
周りの人も抱えるのです。
だから、もし、心の底から
消えたくなってしまった時は、
ご家族や大切な人の感情を考えてみてください。
命は自分だけのモノではありません。
対処法2:さまよってしまうということを頭に入れる
昔、テレビを見ていた時に
「なるほどな」と思ったお話があります。
それは自分で消える選択をしてしまうと、
「その日の出来事を永遠と
ループすることになるよ」
というものでした。
天国に行くわけでも、
ほかの場所に行くわけでもなく、
「消える」という選択した日にあった
「辛い出来事」を繰り返し経験し、
同じ場所と時間の中をさまよい続ける。
という恐ろしい内容です。
もちろん、このお話は、
本当かどうかわかりません。
しかし、同じところでさまよい、
苦しみ続け、一生抜け出せないなんてしんどすぎる。
全然、楽にならないなら、
現実世界で解決策を探そう。
立ち止まらなければ、
意外な抜け道を発見できるかもしれない。
せっかく抜け道があるのに
諦めるのはもったいない。
このお話のおかげで
そう考えられるようになりました。
対処法3:抑制していた感情を吐き出す
自分のテンションが上がる動画や
自分が共感できるコンテンツに触れて
心を軽くすることが大事です。
たとえば、音楽を聴いたり、
好きなお笑い芸人さんのネタを
BGMのように聞いてみたり、
テレビや映画を見たり、
どこかに出かけてみたり、
好きなことに触れると楽しいです。
私の場合だと10代の頃から
ずっと好きなバンドがいるので、
曲を聴いて、歌詞に対して
「わかるわあ」と思いながら感動したり、
楽器が趣味なので、楽譜を
家の引き出しから出してきて
演奏したりしています。
あとはお気に入りの動画や
興味がある分野のサイト、
悩んでいることに関する
ブログも見たりします。
悩んでいるときは、誰しも心の底で
「共感してほしい」「褒めてほしい」
「自分の努力を認めてほしい」
「答えが欲しい」と考えています。
だからこそ、
「私の心を代弁してくれている」
「わかるわかる」「ありがとう」
と思えるコンテンツに触れることが大切です。
そして、ぜひして
いただきたいことがあります。
自分のネガティブな衝動、
消えたい気持ちを抑えるのに効果的なこと。
それは「泣くこと」です。
仕事や何かで一生懸命
活動している時に自分の脳は、
「交感神経」という神経が活発に働き、
緊張を感じて興奮状態になっています。
反対に、夜、寝ている時や
休みの日の脳は、「副交感神経」が働いて
リラックスした状態になっています。
涙が出る時は、リラックスできる
状態になっている時です。
「泣くこと」は、睡眠と同じような
リラックス効果を得ることができるんですね。
涙が出るのは、身体を守るためでもあって、
無意識に自分を守ろうとしているのです。
泣くことは、かっこ悪いと
言われることが多いですが、
女性・男性問わず、泣きたいときはあります。
でも、自分の中で必死に
感情を外に出さないようにして
自分の気持ちを抑えて、
誰にも心配させたくないから、
ストレスを溜め込んでしまう。
必死に我慢していると
緊張や興奮状態が続き、
身体や心が壊れてしまうこともあります。
だから、感動的な映像や
共感できる動画などを見て
涙を流し、落ち着くことが大切です。
涙を見せたくないなら、
一人で泣くのも良いです。
あなたは今まで必死に頑張ってきたんだから、
思う存分泣いて大丈夫です。
「数分間泣くことによって
一週間分のストレスが解消される」
ということも言われているので、
リラックスできるまで、頑張ろうと
思えるまで泣いて、
自分の感情を出しましょう。
対処法4:とりあえず、一度寝る
対処法3と同様にリラックス効果があります。
寝ている間に
「悩みを忘れてしまった」
「深刻に考えていたけれど、
大したことなかったのか、良かった」
と考えられるようになることが
よくあります。
仕事や学校が嫌で行きたくない、
明日が嫌だと考えている時は
神経が高ぶっていて、
心も身体も余裕がない状態になっています。
その状態では、なかなか眠れません。
その時はゆっくりお風呂に浸かったり、
紅茶や温かい飲み物を飲んだりして、
精神を落ち着けるようにしましょう。
そうするとあらゆることが
冷静に考えられるようになります。
例えば、仕事や学校に行くのが
嫌だと思っていたとします。
その時に
「こうすれば面白くなるじゃん!」
「こんな良いことが起きるかもしれない!」
「行かなかったら、あの人の思う壺じゃん」
「あれもできるのにチャンスがなくなるかも」
と考える余裕も出てくるんですね。
また、リラックスすることで、
「いつのまにか寝てた!」
「悩んでいたことってなんだっけ。
意外と大したことなかったかも」
という状態を作ることができます。
常に不安を抱えていたのに、
寝て起きたら、不安が薄れ、
やる気が出てくることがあるのです。
「寝る」というのは単純ですが、効果的です。
対処法5:姿勢を正して、顔を上に向けて思考する
悩んでいる時、辛い気持ちに
なっている時は、目線が下がり、
姿勢が猫背になります。
さらにイライラしていたら、
眉間にしわが寄り、ため息が
出ることもありますよね。
目線が下がっていれば、
ネガティブなことばかり考えてしまって、
目線を上げるとポジティブなことを
考えやすくなります。
ネガティブな時は「昔の失敗」など、
「過去」に意識が行っています。
反対に、ポジティブな時は、
「こうしたら楽しいかも!」
「何とかなるかもしれない!」
「できそう!」と可能性を感じる
【未来】を見ています。
良いアイデアやポジティブな答えが
出る時は、上を見て考えている時です。
目は脳と関係が深いです。
目の動きで刺激のいく脳の部位が変わります。
脳は感情を作り出すもの。
脳と関係が深いということは、
目の動きによって感情を変えることも
可能だということです。
下を向いているときは、
マイナスな感情に浸ることしかできません。
プラスのことは考えにくいのです。
上を向くと今の思考・感情をいったん
遮断させて、切り替えていくことができます。
最初は上を向いてみても
何も思い浮かばないかもしれません。
でも、過去ではなく、未来に思考が向いています。
徐々にネガティブな面しか
見えていなかった現状から
ポジティブな未来のことを
考えられるようになります。
なので、ぜひ今から背筋を伸ばして、
上を向いてみてください。
首に負担をかけない程度に
上を向くのがお勧めです。
対処法6:太陽を浴びる、外に出る
暗い気持ちで家や部屋にずっといると
自分と向き合う時間が増えすぎて
ネガティブなことばかりに
支配されていきます。
「つらすぎると何もする気が起きない」
その時に手軽にできるストレス解消法が
「太陽の光を浴びること」です。
窓越しでも、一瞬外に出る、
でも良いので、数分間、
太陽の光を浴びてみてください。
太陽の光を浴びるとストレスで乱れた
自律神経のバランスを整えることができます。
不安やイライラを抑えることが
できるんですね。
生活リズムが整うきっかけになり、
快適な睡眠を促してくれたりする働きもあります。
闇が光で照らされていくように
温かい気持ちにもなれるので、
ぜひ太陽を浴びてみてください。
対処法7:ありのままの自分を受け入れる言葉を使う
つらい時は、ネガティブな感情や
言葉、環境に押しつぶされそうに
なっている時です。
そういう時は、他人の感情や
行動を変えたいと思ってしまいますが、
他人を変えるためには
すごく労力と時間が必要になってきます。
その人の心や身体に
染み付いているものを変えるというのは、
人生観や行動を変える【衝撃】が
必要になるので、他人を変えるのは
難易度が高いんですね。
だから、環境を変えるか、
自分を変える方が早いです。
コントロールできるものを
コントロールする。
変えられるものから変えていく。
自分と同じ目にあっても
のびのび生きている人が世の中にはいます。
昔、会った人の中には、
「バブル崩壊時に不動産投資で
8,000万円の借金をして、
パチンコに溺れたが、周りの支えと
本人の頑張りによって乗り越え、
現在は年商30億円のグループ会社を
経営されている起業家」
「大学を中退して好きなことをして、
人に価値を提供しながら
思いっきり生きている青年」
という方もいました。
その方たちと自分は
何が違うのかを考えると、
「物事に対しての解釈が違う」
ということに気づいたのです。
解釈によって精神面や行動の仕方も変わる。
外から見ると絶望的な場面でも、
本人には少し余裕があります。
のびのびと生きるためには、
ネガティブに捉えすぎる
「解釈の癖」を取り除き、
物事をできる限り、冷静に
時には肯定的に捉えるようにしていく
必要があるんですね。
そのためには、まずは
ありのままの自分を受け入れる言葉を
使うことから始めるのが大事です。
自分を受け入れ、自分自身を満たしていくと
物事を冷静に判断して、
落ち着いた行動を取ることが
できるようになります。
そして、【素敵な人生の変化】へと
つながっていきます。
ありのままの自分を受け入れる方法は、
「そう思ったんだね」
「そういう時もあるね」
という言葉を使うことです。
ネガティブな出来事があった際に、
自分の感情を考えながら
自分自身に対してこれらの言葉を使います。
例:テストで20点を取った。
感情:テストで20点を取ってしまった。
やばい。どうしよう。
【自分の感情を受け入れる言葉】
「そっか、やばいと思ったんだね、
そう思ったんだね、そういうときもあるね」
※この時、自分の感情に対して
良い悪いの判断をしないことが大事。
自分を責めすぎず、落ち込みすぎず、
自分の感情と事実を冷静に
受け入れることができるようになります。
出来事に対して、過剰に反応することが減り、
ネガティブとポジティブの浮き沈みに
悩むことも減っていきます。
ネガティブな出来事があった際に
この対処法を行う習慣を
つけてみてください。
対処法8:栄養バランスが整っているものを適度に食べる
朝食を食べない生活や
1日1食の生活、無理やりな
ダイエット、暴飲暴食。
体質に合わない偏った食事をしていると
イライラしやすくなったり、
ストレスが溜まりやすくなります。
カップラーメンやお菓子は
簡単に食べられるので、
つい誘惑に負けてしまうこともありますよね。
食事は骨や筋肉を作っているだけでなく、
脳や神経、ホルモンにも関係しています。
例えば、カルシウム。
カルシウムは骨だけでなく、
精神にも影響します。
カルシウムが不足すると、
周りの刺激に過敏になったり、
精神が激しく動揺したりして
感情の起伏が大きくなります。
つまり、イライラしやすくなるんですね。
ストレス解消のために暴食した場合は、
糖分の摂りすぎで、
脳にビタミンが届けられなくなり、
イライラを引き起こします。
手軽に買えるコンビニの
お弁当やスーパーのお惣菜にも
添加物があり、忍耐力を
下げてしまうこともあるそうです。
食事は摂りすぎも
摂らなさすぎも良くない
ということですね。
ぜひ適度に栄養バランスの良い食事を
取っていきましょう。
まとめ
ここまで、調べたことや
実体験を思い出しながら、
「消えたい」という選択が
頭をよぎった時に考えてほしい
【8つの対処法】についてお話をしてきました。
まとめると、
対処法1:自分が消えた時、「どうなるのか」を考える
対処法2:その場でさまよってしまうことを頭に入れる
対処法3:自分のテンションが上がる動画や
共感できる好きなコンテンツに触れて、
抑制していた感情を吐き出す(思い切って泣く)
対処法4:リラックスして、とりあえず、一度寝る
対処法5:姿勢を正して、顔を上に向けて思考する
対処法6:太陽を浴びる、外に出る
対処法7:ありのままの自分を受け入れる言葉を使うようにする
対処法8:栄養バランスが整っているものを適度に食べる
の8つが私のオススメする対処法です。
悩んでいる時、消えたいと感じた時は、
周りが見えなくなっていて
「自分には何もない」
「自分にだけ最悪なことばかり起きる」
と考えてしまっています。
人間は完璧ではありません。
だから、無理に心を削り続け、
自分の思いを隠して完璧な自分を
演じ続ける必要はありません。
時には、逃げても良いし、
負けても良いし、弱さを見せても良いです。
ぜひ自然体の自分自身を
愛してあげてください。
あなたは、あなたが思っている以上に
人に必要とされていて愛されています。
「命は自分の自由」と
考えるという人もいるけれど、
私は「自分の命と周りの存在も
大切にしてほしい」と考えています。
悩んでいる人は、痛みが人一倍分かるので、
誰よりも優しくなれます。
今のその経験、想いを
誰かを助け、支えることにも
使ってほしいなと思います。
その優しさが連鎖を起こして
良いスパイラルが起き続けていくと
面白くて楽しそうですよね。
私の経験や考えたことを発信することで
少しでも支えになるといいなと考え、
今回はお話をしました。
少しでも上を向いて生きていけますように
一緒に頑張っていきましょう。