こんにちは、吉松です。
今回は、【文章を書くときの環境作り】について
お話をしていきます。
私は、「1人で作業をしていると集中できない」
ということに悩んでいました。
好きな本・漫画・テレビ、お菓子、
動画配信サイト。
1人でいると何の制限もなく、
簡単に触れることができますよね。
だから、「今日はこれをしよう」と
あらかじめ決めていても
【まあいいか】と先延ばしにしてしまったり、
ついつい、見たいものを見てしまって、
時間がどんどん過ぎていく。
「後で取り返そう、後で取り返そう・・・」と
考えるけれど、できない。
ということを繰り返していました。
特にブログの発信を始めた頃は、
「早く収益化したい」のに
【怠けてしまう自分】がいて、
自己嫌悪に陥り、
自分自身を責めてしまっていたんですね。
そんな状態を変えるために
「作業環境を見直そう」と思ったのです。
人=環境の生き物
「人は環境の生き物だ」と
昔、好きな起業家さんがよく言っていました。
人は、環境によって変化する。
関わる人、活動する場所によって、
同じ年月を生きていても
【人生】が違うということです。
それはなぜかというと、
人それぞれ、「基準値(基準となっているもの)」が
異なっているからなんですね。
お金持ちはお金持ちなりの、
プロはプロなりの考えを持って、生活をしています。
つまり、【なるべくしてなっている】
ということです。
お金持ちは、お金持ちになるべくしてなっていて、
何かのプロの人もプロになるべくしてなっている。
残酷なお話をすると、怠けてしまうのも
怠けるべくして、怠けているのです。
このことから
「今の自分の基準値を変えていかないと
自分を変えることはできない」
ということに気づきました。
それが悔しくて、試行錯誤をして、
今は自分なりに集中できる環境を
作ることができています。
集中できる環境作りのポイント
ここからは、集中できる環境作りの
【ポイント】についてお話をしていきます。
文章を書くこと、他の作業も含め、
環境を作る上で大切なことは3つあります。
1つ目のポイント:半強制力
一人で作業をするときに集中できない原因は、
【制限がないこと】です。
特に休みの日だと
誰に何を言われることもない。
時間は自由に使える。極論、何をしてもいい。
余裕がありすぎるんですね。
そのため、怠けてしまいます。
だから、集中するためには、
環境を【自ら作り出すこと】が大事になってきます。
それに必要なのが、【半強制力】。
「強制力がある環境=
~をしなければいけない環境」です。
これは締め切りや納期などに追われている状態。
人からの制限が強いものですね。
もちろん、しなければいけない状態になれば、
苦しくても物事を実行するようになると思います。
しかし、起業を目指す、
起業に限らず、何かを学ぶ目的は、
成長すること・楽しく生きること・
自由な働き方を選択できる自分になることですよね。
だから、私は【「半」強制力】を大切にしています。
私が定義する半強制力とは、
作業時間や休憩時間、成果物の提出期限は
自分で決められるけれど、
「作業をしないと後悔するよ」という感じです。
例を挙げると私は、
音声アプリを使っていました。
音声アプリとは、ラジオ感覚でお話を聞いたり、
主催者側として、聞きに来てくださった人に向けて
お話をしたりして楽しむアプリです。
やっていたのは、主催者で
「何時から何時まで作業会をします」
という部屋(自分の枠)を作ります。
そこには、当然、人がやってきます。
作業できる場所を求めている人が来るんですね。
すると「良かったと言ってもらえる場にしたいな」
という気持ちが湧いてきます。
音声を通して、自分の行動が筒抜けなので、
「恥をかきたくない」「よく見られたい」
という気持ちも同時にあったと思います。
そして、人がいると、
「この人たちも頑張っているんだから、
自分もがんばらないとな」
という気持ちにもなれるんですね。
このように自分から環境を作り出すことで、
「怠ける」という選択肢がなくなっていくのです。
これが半強制力です。
2つ目のポイント:作業場所にかかるコスト
大事なポイント2つ目は、【作業場のコスト】です。
パソコンで作業をする場所を考えてみると、
家やカフェ、コワーキングスペースが出てきます。
カフェだと、毎回、
コーヒー代がかかります。
料金は400円~500円。
ご飯やケーキを食べる場合は、
1,000円を超えることもありますよね。
後々、「毎日作業をする」ようになる
ということを想定すると
400×30日=12,000円が
飛んでいくことになります。
(もちろん、仮のお話です)
次にコワーキングスペース。
コワーキングスペースとは、
机・椅子、会議室があるオフィスを
他の人と共有して使うようなものです。
作業をしている人の横で
自分も作業をするような場所ですね。
コワーキングスペースは、
私の知っているところでは、月額がかかります。
月5,000円~10,000円。
月々で場所を借りない場合は、
1回の入場料(2時間制限)が500円でした。
つまり、カフェ代と同等か、
長居をすれば、高くなるかもしれません。
このようにお金の面を考えると
「家」が一番良いです。
だから、家で集中できる環境を整えるのが
理想形だと思います。
3つ目のポイント:作業時の雰囲気
3つ目は、【作業時の雰囲気】ですね。
ここでは、家で作業することについて
考えていきます。
家での作業は、リビングか、自室を使うか、
他にも、いろんな選択肢がありますよね。
その中で好みがあると思うので、
ぜひ選択してみましょう。
そして、その空間では、
娯楽・趣味のものが目に入らないようにする。
これもポイントですね。
誘惑があると、どうしても
心が揺れ動いてしまうので、
身の回りに何を置くのかも重要です。
私の場合は、自室の机で作業をしています。
発信することに関する資料や
今までに読んで参考になった本などを
置いていますね。
主には、やる気が出るもの、
頑張ろうと思えるものを置くことを
意識しています。
そして、作業時の雰囲気作りで
次に重要なのが【音】です。
よく音楽を聴きながら
作業をする人もいると思います。
私はそこで疑問が湧いてきたんですね。
【BGMありとBGMなし。
どちらが自分にとって、
文章を書くのに適しているのか?】
これからの活動を左右するので、
試してみました。
BGMありの作業 と BGMなしの作業
BGMありの場合は、音が気になる。
特に声が入っていると、その声に
思考を持っていかれて
集中できないということがあります。
また、音質や演奏内容に耳を向けることが
多くなってしまうんですね。
「この曲はどんな曲だったかな」
「ここでこんな楽器の鳴らし方をしているのか」
と考えてしまう場合もあります。
では、無音はというと、
自分には向いていませんでした。
完全に無音では、集中力できない。
それから考えた結果、私は、
「ほんの少し雑音があるくらいがちょうど良い」
ことに気づいたんですね。
扇風機の風の音が
微かにするくらいの環境です。
自分の場合は、これが文章だけに
集中することができる音でした。
体感では、BGMありのときや
まったくBGMなしのときより、
1.5倍から2倍以上のスピードで
作業が進んだのではないかという感じでした。
それから現在は、この環境で作業をしています。
ポモドーロ・テクニック
ここから、【ポモドーロ・テクニック】という
時間管理術をお伝えしていきます。
目に見えて集中力と作業効率が
上がった方法なので、ご紹介しますね。
これは「25分間集中+5分間休憩=1セット」を
繰り返して、作業をするというものです。
ポモドーロというのは、
イタリア語で「トマト」という意味で、
提唱者のフランチェスコ・シリロ氏が
学生時代に使っていた
トマト型のキッチンタイマーから
来ているそうです。
この方法を使うことで、
長時間集中するのが難しいと悩んでいた人から
「作業に集中することができました」という
ご報告を頂いたことがあります。
勉強の動画を見ていたときに、
東大生の方も使っていました。
「25分作業して、5分休む」というように
短く時間を区切りながら進めていくため、
「まだ作業をしていたい」という気持ちを
持続させることができるんですね。
また、「この時間までこれをしよう」と思えるので、
【タスク管理】や【時間の使い方】を
見直すときにも使える
とてもオススメな方法です。
まとめ
今回は、作業をする際の集中できる
【環境作り】についてお話をしてきました。
お話をまとめると、
環境を作るためのポイントは3つあります。
1つ目:半強制力
2つ目:作業場所にかかるコスト
3つ目:作業時の雰囲気
この3つが大切です。
この3つに関係して、私は試した末に、
家で作業をする、BGMは使わず、
微かに音がある状態にする、
ポモドーロ・テクニックを活用する。
そして、集中できない場合は、
人と作業をする場所を作る。
(配信や限定のオンライン作業場など)
という【自分に合ったスタイル】を
見つけることができました。
ぜひあなたも作業をしたくなる空間を作り、
効率よく作業を進めてみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。