こんにちは、吉松です。
今回は、「夢の実現」「目標達成」をする上で
【重要なスキル】についてお話をしていきます。
あなたの夢・目標は何ですか?
夢・目標に向かって頑張っていると
不安になってしまうときがあると思います。
「夢や目標はあるのに自信を持てない」
「今から何をすればいいのかわからない」
私もWeb関係、精神面、文章術、思考法、
さまざまな学習をしてきましたが、
お金も時間も労力も費やしてきたのに
使いこなすことができない。
そんな【無力さ】を感じて苦しかった
時期がありました。
そんなときに支えになったもの。
それが、自分の望む未来に進むためのスキル。
【コーチング】です。
「コーチング」という言葉は、
聞いたことはありますか?
今日は、「どういうスキルなのか」
私の知識と経験からお伝えしていきますね。
「理想の未来を実現していくためのスキル」コーチングとは?
コーチングとは、相手のお話に耳を傾け、
質問を行い、時には行動しやすくなるように
提案をして、
【目標達成に必要なものは何なのか】を
考えるスキルです。
コーチングをする側:コーチ
コーチングを受ける側:クライアント
と呼びます。
「コーチング」は、よく「ティーチング」と
比較されることがあります。
より理解を深めていくために
【コーチング】と【ティーチング】について
触れながら、お話を進めていきますね。
コーチングとティーチングの違い
コーチングは、クライアントさんの考え、
やりたいことを尊重して、
【「その人の内面」から答えを引き出す】
という方法です。
コーチ側が何かを教えたり、指示をしたりすることは
ほとんどありません。
コーチは、クライアントさんが
「自分で答えを導き出せる」ように
サポートしていきます。
コーチは、クライアントさんの
実現したい未来へ一緒に進む
スポーツの【伴走者】のような
役割を担っているんですね。
次にティーチングについて。
これは簡単に言うと【教えること】です。
「答えは伝える側が持っている」という考えで
知識・経験を持っている人が教える
というのがティーチングです。
学校の授業のような感じで、
豊富な情報・内容を提供するイメージですね。
場合によっては、セミナーや講座が当てはまります。
このようにコーチングとティーチングでは、
異なった特徴を持っています。
コーチングの目的
では、コーチングを活用することで、
どんなことができるのか?
コーチングの目的は、
・自分の価値、可能性、強みに気づくこと
・物事の視点や行動の選択肢を増やすこと
・目標達成に必要な行動をすること
です。
コーチは、クライアントさんの
夢・目標、やりたいことに関して、
【どういう考えを持っているのか】を
明確にしていきます。
その結果、「自分には何ができるのか」
「自分には、どんな強みがあるのか」
「こういう未来を実現したいから
これが必要だ」という答えを
クライアントさん自身で導き出していきます。
他人事ではなく、自分事として物事を考え、
【自分で人生を決めていく】ということです。
アドバイスをされると反発心が
出てきてしまう人も
「自分で出した答えなら素直に行動できる」
という場合が多いですね。
「コーチングとティーチング」それぞれのメリット・デメリット
ここまでコーチングについて
お伝えしてきましたが、
コーチングもティーチングも
それぞれメリット・デメリットがあります。
コーチングを活かせる場面もあれば、
ティーチングの方が良い場面もあるんですね。
ぜひコーチングとティーチングの両方を
大切にしてほしいなと考えています。
自分の望んだ生き方を実現できる人に
なっていきましょう。
ここからは、コーチングの
メリット・デメリットについて
お伝えしていきますね。
コーチングのメリット・デメリット
コーチングは、「何かしたい」
という気持ちはあるのに動けない
能力やスキルを持っているけれど、
活かしきれないときに効果があります。
夢・目標・やりたいことは
あるけれど、考えが漠然としていて、
実現する方法が具体的になっていない
ということが多いんですね。
夢・目標がないという人も
本当はあるのに無意識の内に自分自身に
制限をかけてしまっていることが多いです。
そういった人の考え、夢・目標が叶わない
原因・解決策を明確にしていきます。
コーチングでは、
自分で答えを導き出してもらうことに
重きを置いているので、
「私でも答えが出せるのか!」
「俺もできるじゃん!」と
自信をつけることもできます。
また、物事に取り組む姿勢が主体的になり、
前向きな気持ちで行動できるようにもなります。
【自ら考え、行動する】癖付けをして、
人が動きやすい環境作りにも役立つんですね。
人材育成やチームで仕事をしているところ、
社員さんの数値目標達成のために
取り入れている会社もありますね。
そして、コーチングは【長期的な目標】を
叶えるのにも向いています。
これから自分がどうなっていきたいのか、
自分自身と向き合いながら、目標を立て、
今度は、長期的な目標から
短期的な目標を逆算して考え、
どんどん行動できるようにもできるんですね。
これから確実に叶えていきたいときに
とても有効なスキルです。
続いて、デメリットについて。
1つ目は、
自分の中にある答えよりも優れたやり方が
存在する場合があることです。
コーチングでは、主に自分の中にある情報から
次の行動を考えていきます。
つまり、自分の持っている情報が
正しくて、今から前進できるものである
必要があるんですね。
しかし、行動できずに悩んでいる人は、
精神面の関係で自信が持てない状態のほか、
単純に知識がないことも多いです。
だからこそ、コーチングをしながら、
【新しいことも学び続けていく】
姿勢が大事なんですね。
例えば、まったくブログを書いた経験や
収益化をしたことがない人に
どうすれば、ブログで成功するのかを
問いかけても、これからうまくいく
答えを出すのは難しいです。
ある程度、経験や知識がある人なら
あとは、自分の中から答えを出すだけです。
優先順位を考えて、何からやっていくのか、
何が必要なのかを具体化すると
うまくいきやすいです。
デメリットの2つ目は、
自己否定や偏った教育、常識、
他人の否定的な価値観に流され、
精神状態がネガティブになっている場合、
本人の力だけでは良い答えが
出ないことがあることです。
気持ちが落ち込んでいると、
自分自身に強力な制限をかけてしまい、
「あれもこれもできない、
無理、無謀」と考えてしまいます。
夢や目標を掲げ、方法を習得しても、
行動に移せないんですね。
そのため、ネガティブな状態で
身動きが取れないレベルにまで
なっているときは、
まず動けるようになる必要があります。
場合によっては、コーチングではなく、
カウンセリングやセラピーのスキルが
先に必要な場合もあります。
精神状態を数字で表すと
ゼロから上→コーチング
(ポジティブ寄りの悩み)
マイナスからゼロ→カウンセリング、セラピー
(落ち込んで身動きが取れない状態から
正常になるまでの悩み)
といったように悩みの領域によって
使うスキルが違うんですね。
マイナスという表現は、
あまり好きではありませんが、
今回はわかりやすくするために書きました。
いきなり、マイナスの状態から
プラスの行動はできません。
段階ごとに精神面を整えていく
必要があるんですね。
【カウンセリング、セラピー領域のお話を
セミナーや講座(ティーチング)で学び、
動きやすくなった自分で
コーチングを使い、さらに飛躍する】
といった感じが理想です。
ティーチングのメリット・デメリット
ティーチングは、知識や経験・スキルが
あまりない人に使えます。
ティーチングが必要な人は、
具体的な方法や手段、考え方がわからず
悩んでいる人です。
方法がわかれば、動けるようになる
場合があるんですね。
また、すぐに何かを知ってほしい、
身につけてほしい、対応してほしい
というときに役立ちます。
コーチングは気づきを与えながら
考えを引き出していく方法なので、
一般的には時間がかかります。
「自分で考えてもらう」というのが
大前提だからです。
緊急で取り組んでほしいことに関して
知識がない人に頼んでも、解決は難しいです。
緊急性が高いことはティーチングで、
具体的に必要なことを教えることで、
問題が早く解決します。
【デメリット】
ティーチングのデメリットの1つ目は、
【人を置いてけぼりに
してしまいがちなこと】です。
ティーチングは、
早く重要な知識や経験を伝えられる分、
理解が追い付かないこともあります。
内容が難しくて、情報過多になってしまったり、
「面白くない、動きたくない、しんどい」
という気持ちにさせてしまう
ことがあるんですね。
2つ目は、【自分事】として
受け入れてもらいにくいこと。
一方的な授業や指導、アドバイスは、
「聞きたくない」という人もいます。
「自分に必要かどうかわからない」
「なぜ今しないといけないのかわからない」
「大きなお世話だ」
せっかく良いことを言っても
行動してもらえない場合があるんですね。
一方通行で伝えるのではなく、
「相手がどんなことを考えているのか」
「どんな目標を掲げて行動しようとしているのか」
を意識することが大切なんですね。
コーチングとティーチングの両方が必要
ここまで、コーチングとティーチングの
メリット・デメリットについて
お話をしてきました。
私の結論は、夢・目標を叶えていくためには、
コーチングとティーチングの
【両方】が必要だということです。
コーチングは、人の内側から答えを引き出す。
ティーチングは、知識や経験がある人が教える。
自分の中から答えが出ないものは、
外部のティーチングで学ぶ必要があります。
一方的な指導やアドバイスでは、
行動できないのなら、自分の内面と向き合い、
本当にしたい行動を具体化する必要があるのです。
このようにコーチングとティーチングは
【補い合えるスキル】なんですね。
ぜひどちらも使ってほしいなと思います。
夢・目標を具体化するために考えること
最後にコーチングの観点から
自分の夢・目標を具体化して、
今から行動できる自分になるための
【質問】をお伝えしていきます。
質問に答えることで、自分は何をしたくて、
どうして夢・目標を実現できていないのか、
今から何が必要なのかが明確になっていきます。
1.自分はどうなりたいのか?(夢・目標)
実現したらどんな良いことがあるのか?
どんな感情になるのか?
2. なりたい自分になるための「今の課題」は何なのか?
このまま行くとどうなりそうか?
どんな苦痛や損失があるのか?
3. 夢・目標が叶わない原因は何か?
何があれば目標を達成できそうか?
(具体的な行動・解決策)
ぜひこれら3種類の質問を考えてみて
出てきた答えを活かしてみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
追記:原因論と目的論
世の中には、「原因論」と「目的論」を意識した
コーチングがあります。
原因論は、「なぜうまくいかないのか」
原因から行動を考えるというものです。
目的論は、「こういうことを
実現したいから、何をするのか」
というように目的から行動を考えていきます。
【原因論と目的論は、どちらも大切だ】と
私は考えています。
機械トラブルなどは、原因を深堀していくと
根本的な解決につながるので、原因論。
気持ちが落ち込みすぎているときは、
原因と向き合うと、さらにネガティブに
陥ってしんどいことがあるので、
目的論で、行動を考えてもらう。
というように使い分けが大事です。